実践を終えてのリフレクション

11月6日をもちまして、修論のためのワークショップの実践が終了いたしました。

 

10月、11月と東大で4回・立教で1回の計五回を実施し、

全部で36名の皆様に参加していただきました。

 

参加いただきました皆様、告知にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございます。

 

実践の記憶が新しい内に、ふり返りをしたいなと思い、ココに書いてみました。

ゲームの内容や展開に関することは、今後ご参加いただく方もいるかと思いますので、

触れずにおきます。(タネが分かると気づきが薄れるゲームなので…)

 

今回の実践は修論のためのデータコレクトであり、2パターンのゲームの比較実験であったという制約上、ゲームやリフレクションへの介入は出来る限り控え、全グループ出来る限り同じ介入になるようにせざるを得ませんでした。

 

やってみて私自身、ここでもうちょっと介入したかった、とか、

このグループにはこういうリフレクションをさせたかったという思いは強くあり、

このゲームの可能性はどこまであるのか今後も探りたいという気持ちがあります。

来年に最低一度は実施したいなと思いますので(ただ、もう謝金はないと思います/笑)、

今回ご参加いただけなかった皆様にもぜひ体験していただければ幸いです。

 

今回実践を行って、一番強く感じたのは、

全参加者が環境問題について熱く語っていたことへの驚きでした。

実践後に全参加者に10分程度インタビューを行い、

その中で何人かの参加者の方から、「他の人がこんなに環境問題について考えているとは思わなかった」、「普段は環境問題について話す場がなかったが、みんな色々考えているということが分かった」という、コメントを頂きましたが、本当にどの参加者も環境問題について思うことをしっかりと語ってくれ、私が正直一番気づきを得たのではないかと思っています。

ゲームの効果に関しては現在分析中ですが、全参加者があれだけ語ってくれたということは、

一つ大きな自信になりました。

 

今回は1,2回の打ち上げを開いてくれたグループを除いて

ほとんどの参加者の方とはお話しできませんでしたので、次回実施の時はじっくり感想など聞いてみたいですね。

もちろん、今回の参加者の方ともまた機会があればお話ししたいです。

 

また、今回実施しながら、同じ枠組みで環境問題以外(会社とか?)をテーマとしたゲームも作製したいなと考えましたので、そちらもまた来年くらいにはやってみようかなと。

 

それでは、また近いうちにお目に掛かれるよう、頑張ります。